学校給食の無料化と地産地消
香川県議会・文教厚生委員会2日目🍀
【学校給食の無料化と地産地消】
物価高の影響で学校給食費等の高騰が今後も続くことが予想され、給食費の値上げが心配されています。今でも毎月の給食費が子ども一人あたり5,000〜6,000円と、重すぎる負担に保護者から悲鳴が上がっています。
そうした中、県内でも坂出市、小豆島町、三木町、直島町などで多子世帯への支援も含めた全額または一部無料化が実施されており、高松市や丸亀市、多度津町でも期間限定ではあるが、実施が予定されています。
憲法26条は「義務教育は無償とする」と定めています。そして食育基本法は「給食が単なる栄養補給ではなく教育の重要な一環である」としています。
義務教育の機会均等の立場からも、居住する地域によって教育費負担に著しい格差を生じさせることがないよう、県が財政的イニシアチブを取り、市町と連携して、一時の物価高騰対策にとどまらない、オール香川での給食費の完全無料化を求めました。
また学校給食における地産地消が重要です。野菜は旬のものが最も栄養価が高く、美味しく、値段も安い。新鮮で、生産者の顔も見え、児童生徒の体験学習などにも利用できます。
「発がん性のあるグリホサートなど残留農薬のある輸入小麦を使わないでほしい」との声は非常に強くあります。生産者を支える手立てとともに、県内産の米や小麦を学校給食の米飯やパンに積極的に取り入れるよう求めました。
加えて、食育の観点でも、やはり学校に給食室があり、栄養教諭と正規の調理員がいることの重要性の認識を質しました。
0コメント