高校生までの医療費を無料に!
香川県議会・文教厚生委員会1日目💡
【高校生までの医療費無料化】
厚労省が発表した「国民生活基礎調査(2021)」によると、子どものいる世帯の6割弱が生活が苦しいと答えています。認定NPO法人「キッズドア」の「子育て困窮世帯緊急アンケート」では、新型コロナ流行前と比べて収入が減った世帯は7割、いまでも収入が減ったままだという世帯は5割にのぼっています。
こうした状況の中、医療を受けたいと思っても、医療費負担が重く、受診を断念せざるを得ない、ということが現実に起こっています。慢性疾患や歯科での治療の中断は深刻な問題です。
全国の多くの自治体で医療費助成の対象年齢が引き上げられています。県内ではすべての自治体で中学卒業までの医療費無料化が実施。加えて複数の自治体で高校卒業相当までその対象を広げています。
子どもを高校に就学させることは、制服や体操服、教科書や電子辞書等の入学準備、通学にかかる交通費や食費など、親の経済的負担はものすごく大きいものがあります。家庭の収入や住んでいる場所によって、子どもの命と健康に格差を産むことはあってはなりません。
県として、「小学校就学前」までとなっている現行の助成対象を拡大し、市町と連携を強め、今こそ県の責任で高校生まで医療費無料化を実現するよう求めました。
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