海外「視察」裁判 観光目的は認められない!
【香川県議の海外「視察」費用返還訴訟】
本日高松地裁で判決言い渡しがありました。
4件の海外視察について、当時の議員を含む20名に、総額7,573,401円の返還を求める判決です。
「観光」部分について参加議員全員にその費用の返還を求めるもので、画期的な判決です。
特に、2017年、昼間からビールを飲むなど観光旅行の実態が全国ネットで放映され、県内外から多くの批判が殺到した「ドイツ・スイス・イタリア視察」については視察費用全額返還を求めるなど全面勝訴と言える内容です。
香川県議会の海外視察は、人口当たりの派遣議員数や費用総額から見ても全国的にあまりにも突出しています。はっきり言って異常です。
こうした観光旅行の実態を分かった上で、海外視察を議決してきた県議会の責任は重大です。
私はこれまでも、視察と称した観光目的の「海外旅行」に税金(議員1人当たり100万円以上)を使うべきではないと、『公費を使った海外視察の中止』を求め、議会でも反対してきました。
日本共産党香川県議会議員団は、今回の高松地裁の判決を受け、引き続き、海外視察の中止と視察に参加した議員に旅費の全額返還を求め、県民への信頼回復と県民目線に立った議会改革に全力を尽くします。
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