気候危機を踏まえた流域治水を
環境建設委員会、2日目は土木部関係です。
以下2点について質問しました💡
◉気候危機を踏まえた流域治水
気候変動で降雨量が増加し、従来の堤防やダムで対応しきれない水害が多発しています。流域治水は、ダムや長大な堤防に頼るのではなく、洪水を流域全体で受け止めて被害を最小限に抑えることが重要です。
肱川や鬼怒川などの大氾濫の教訓も踏まえ、従来のダム偏重行政を改めて、河川流域全体を考慮した河川整備を重視していくことを求めました。
滋賀県などが先行して行なっている「推進条例」やそれに基づく積極的政策(既存住宅建て替え時の浸水防止の嵩上げ補助や独自の建築・立地規制、安全度マップなど)も参考に、国・市町と連携して本当の流域治水実現へ向けて取り組みをすすめなければなりません。
◉道路の陥没対策
先月、北海道三笠市で道路が陥没。乗用車が転落し、3人がケガをしました。同様の事故が全国各地で起こっています。老朽化した下水管の損傷による道路陥没が多く、いつどこで起こってもおかしくありません。
県内で25〜30年以上経つような下水管の管理状況を確認するとともに、発生の危険性が高いところから優先的に路面下の空洞調査を行うべきだと求めました。
また陥没を起こりにくくするための予防としての舗装の補強材や、路面下の3次元化による調査など技術的にもすすんでいます。積極的研究と活用が必要です。
県民のいのちと財産を守る県の姿勢が問われます‼️
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