11月定例会閉会
香川県議会11月定例会が閉会しました🍀
私は本会議にて、「地方自治体のデジタル化の着実な推進を求める意見書」の採択について反対討論しました💡
デジタル化の推進はいいのでは⁉️
と、思われる方も多いと思います。もちろん、住民の利便性の向上、暮らしに役立つデジタル化は必要です✨
しかし、いま政府が進めようとしている行政のデジタル化は問題です。
①マイナンバーを基盤として、所得や資産、医療、教育など、国家による個人を丸ごとスキャンした膨大なデータの管理・利活用を推し進め、財界要求である社会保障費をさらに抑制する狙いがある。
②個人情報保護の問題。行政機関は国内最大のデータホルダー(保有者)となり、一つに集積された情報は攻撃の対象になりやすく、一度漏洩した情報は流通・売買され取り返しがつかない。
③行政サービス低下の問題。デジタルデバイド(格差)を是正する具体策もなく、これでは行政サービスは使えるか人だけが使える「自己責任」サービスとなり、利便性が後退する。
政府がすすめる「自治体クラウド」により、"システムの側に行政の仕事内容を合わせる"ことが実際に起こっており、地方自治の多様性と自治体の自立性を失わせる。(官邸・デジタル庁が作った鋳型にぴったり収まるものしかサービスが受けられない、ということにも)
こうした問題点がなおざりにされたまま、"政府の狙い通り"の行政のデジタル化を推進していくことは非常に危険だと考えます‼️
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